「……?」


「手、気づかないの?」



解らなかった。


手を、パッと見てみた。


「なッ!!!?で、てててててじょっ!?手錠ぅうう!!?」



私の、腕には、きっちりと手錠がかけられていた。



「外してくださいよ!」


「嫌だ。逃げるでしょ?そーしたら。」



「ゲッッ!!」


バレてる…。



……こうして、私の最悪な青春監禁物語りが始まりました。