「と、十影……。ごめん!なさいッッ」 ふるふると、震えた。 睨まれている、瞳はまるで私を見透かしているよう。 私は…何を今まで、していたんだろう。 馬鹿馬鹿しい。 いいじゃないか…。 私を、好きって…。言ってくれる。 なのに。