「そっか。でも――――嘘ついてるなら言ってね。許すのは今のうちだよ?じゃないと 何するかわからないからね?」 その言葉に、冷や汗が額を滑る。 そして、ゾクッ!と恐怖が出てくる。 「な!なんでも無いったらないの~!」 と、彼を縛られたお手また叩く。 あぁ…。なんだろう。 こんなになるなんて…思ってなかった。 まず、監禁に恐怖が無かったことから可笑しかったんだよ。 でも、 なにもわからない。 なんで、恐怖が無かったのかも。