好きな人に監禁されました!


「会わせて…ください。」


特に、なにもない。

でも…なんだか。




あの、顔が…声が、聞きたくて仕方がない。


「…ごめんね。俺、嫌だったよね。良いよ?会わせてあげるよ。」


“君が望むなら…ね。”


優しい、笑顔でそう伝えられた。