嫌、私の彼氏はこんなに格好良くはない。


「ねぇ、茜ちゃん。行こ?」


と、見知らぬイケメンに手を引っ張られた。


そして、


丁度開いた電車のドアを、すり抜けた。


見知らぬと言っても、2年前くらいに一目惚れしてしまった、


相手。



どーせ叶わないって、諦めてたけど。


だから、告白してきた、


今の彼氏と付き合った。