「ナイスアイデアですよね、荒木先輩!」
「へー、宮島って意外とモテるんだねぇ」
ベッドの、私からすると足がある側の、カーテンが開いていることに、
今の声で気付いた。
先生だ。
「先生!びっくりしちゃうじゃないですか!」
「いーじゃん!な?っそれにしても、青春やってんねぇ!私なんか、そーんな甘酸っぱい青春してねーや!」
にゃはははっ、と笑い飛ばす先生。
先生って、顔は綺麗で背も、そこそこ高くてスタイルもいい。
キリッとした、普段の顔からは予想もしない無邪気な笑顔。
黙ってれば、綺麗でモテるのになぁー。
とか、死んでも言えない。
「私の昔話、聴きたいぃ?」
「お断りしまーす!」
ベッドに座る状態になっている、小雪は手を上げていった。

