「はぁ…」 沈黙。 沈黙。 だめだ、しずかすぎて辛いや。 「茜ちゃんは…さ。十影といて、楽しい?」 静寂を破ったのは先輩。 私は、さっきのふざけたダブピの先輩とは違う表情をみて、少し悲しくなった。 泣きそうな、寂しそうな表情。