私はお化け屋敷に戻り、
受付の係をしているうさぎの竜也の
ところに駆け寄った。
「竜也ー!!!」
竜也は私に気がつくと
ふふっと微笑む。
可愛い。
やっぱり私には竜也しかいない!
「愛莉、優良と文化祭まわってたんじゃ
なかったっけ?」
「知らない!あんなやつ!
ねえ竜也!一緒に今から文化祭
まわろ!!!」
竜也は首を傾げた後、
困った顔をした。
「ごめん。俺、受付係しなくちゃ」
「あー、そっかー。
じゃ、私も受付係する!!」
私は竜也の隣の空いたイスに座った。
「え、でも愛莉、
午後からお化け役でしょ?
もう文化祭まわる時間
なくなっちゃうんじゃ…」
「いいの!!竜也といれれば!」
私が満面の笑みで竜也に微笑むと
竜也も微笑みかえしてくれた。
「じゃあ俺も午後からお化け役
しよっかなー。愛莉と」
「え!でも竜也も文化祭
全くまわれなくなるよ?!」
一日中、お化け屋敷の係してたら
疲れちゃうんじゃ…
「俺もいいんだ。愛莉といれれば。
それにさ、途中で休憩あるでしょ?
その時、まわるよ」
「た、竜也…!!もう大好き!!」
私が竜也に抱きつくと竜也は
私の腕の中でもごもごしだした。
「愛莉…胸、あ、当たってる…///」
始めっから、こうしとけば良かった!
優良となんて、いたくない!!

