「びっくりしたね、、」


「う、うん、、」




私と優良は2人で

歩いて教室に帰っていた。



竜也は用事があるからって

明るい顔でどこかに行っちゃったけど。





「良かったね。結婚しなくてすんで」



「ほんとそれ!!これで愛莉と

結婚できる!!!!」



「私は顔に痣なんて無いわよっ」





私がいつもどうりサラッと

流してると






ドン!!




優良が私を挟んで片手を壁に置いた。






こ、これは、、壁ドン!!!!?





な、なになになに!!!!?





私がびっくりしてると

優良が顔を近づけてきた。




「ねえ俺ら本当に付き合わない?

ほらもう初キスも済ましちゃったし」


「は、は?ちゅーしたら付き合う法律

とか無いでしょっっ!」



「そ、それはそうだけど、、」



優良は苦笑。

私は、、真っ赤。




「愛莉、目、瞑って!」


「やだやだやだ」


「お願い!すぐ終わらすから!」


「は?てかタイミングおかしくない?

普通、告白とかして、ちゅーでしょ」





私がそう言うと優良は

ゴホンゴホンと何度か咳をして




私の目をまっすぐ見てきた。




大きな瞳に捕らえられた私の瞳は

どこにも逃げられない。











「好きです。付き合ってください」