私は佐渡渚 旧姓 牧野渚。
一ヶ月前に今は旦那である連と挙式を挙げた。
連はサラリーマンだ。
連の帰りを待つのがいつもの私の習慣になっていた。
今日も連の帰りを待っている。
だが、今日はヤケに帰ってくるのが遅い。

何か事故にでもあったのかと不安になり、私は連と同僚であり私の幼馴染の田中夏樹に電話した

プルルルルル …

「 あ、もしもし夏樹?連がまだ帰ってきてないんだけど … まだそっちに居るかな?」
「え、連?今日は休みだって聞いたんだけどなあ… 」
衝撃だった
そして、ショックだった
連が嘘を … なんで …
その時 、私の頭の中に一つの言葉がよぎ
った

"浮気"

… 私は 、明日連をつけることにした

「ねえ夏樹、連明日は何時に仕事終わるの?」
「明日は5時に終わるって言ってた」
「そっか有難う 夜分にごめんね?
お休み、夏樹」
そう述べて私は電話を切った


次の日 、私は会社の出口が見えるところに隠れて連が出てくるのを待った。

それから少し経って 、連が出てきた
でも 立ち止まって動こうとしない
すると前の方から若い女がやって来た
そして、連に抱きつきキスをした
私は、その瞬間崩れ落ちた
連が …なんで…なんでよ…

涙で視界が歪む
気付けば、二人は何処かへ行ってしまってした

その日から、私の復讐は始まった
連は私の物
誰にも渡さない
ダレニモアゲナイ…