『シロバククロバク…』
「もう1階のほとんどがヤられたって噂だ」
「次に狙われるのが……」
「2階……俺たちチーム西方」
「まぁ、俺たち”以外”も含めてな」
『なるほど……』
「じゃあ
明日またここに来い…迎えに行く」
そしてこの話の後
なぜかすぐには帰らせてはもらえず
チーム西方達と一緒にゲームをするハメになり
気づけば時計は午後18時をさしていた…
で、今わたしの両サイドを
アカツキとバルが
挟む形となって帰り道を歩いている
『………………………』
「にしても
シロもよくこんなことに首突っ込んだよな〜」
「滅多にとゆうより初めてに近いよな
シロ自ら提案するなんて…」
『………そんなに
アイツはお前たちにとって凄いヤツなのか?』
「凄いっつーか……「「超人」」
『超人?』
2人は声を揃えて言う
「シロは1年の途中から
オレスカ高に転校してきたんだ
その当時から
”超人の転校生”として名が通ってて
並外れの喧嘩の持ち主だった
転校してきた初日に100人の1年の野郎共を
笑いながら1人で倒したって
ゆう伝説があるほどだ……」
「それから有力な
テッペン争いの候補として
名が学校全体に知れ渡ったんだ……
でもシロは
《テッペンなんて興味ねぇ》って
言って一度もテッペン争いには
参加していないんだよ
それは今でも
変わらないと思ってたけど…」
「けど……
今回ばかりはちげーみてーだけどな」
「お前が現れたからかな」
『……………………』
アカツキとバルはイスズを見てゆう
そんな2人の話を黙って聞いていたイスズ
そんな彼らとイスズの生活が
明日から一変するとも知らずに……


