後ろを振り返る……… 「…………」 「( ニヤ )」 こちらを鋭く見下ろすシロガネと目が合った。 「……………(固)」 僕の額に一粒の汗が流れた。 「相手しろよ…」 ガバッ! シロガネに腕を強く掴まれ立たされる… もう出遅れだと思った バアァァァァーン!!! その時、勢いよく倉庫の扉が開く音がした そちらの方に目を向ける そこに立っていた小さな人影…… 暗い倉庫の中で光の逆光で顔が見えない 目を細め扉の前に立つ人物を特定する 「イ、イスズ……?」