とんでもない話し(事情)をぶっ込んできた


『…………………』

私は特に言い返すことがなく黙って目の前の彼女達を見つめる


「……っ、」


隣に居るリノの表情はわからないが
リノも何も言い返さなかった


「ま、まぁ……
私達もクラスのみんなも心配してるよって
ことだから(苦笑)」

「そそそ(汗)
何か私達にできるかととか聞いてほしいことがあったら言ってね?」


かれこれずーっと隣に居た2人が
急にある日を境に一緒に居なくなることは
周りからしてみればやはり気を使わせ、心配させてしまっていたようだ



私はそこまで思っていた
クラスメート達に少しびっくりした



「あ!着いたよー生地屋さん!」





お店に着いた私達は
それぞれ分かれ、デザインされた衣装の柄や
イメージに合う物を探すことになった