『………………』 「………………」 バタ… その場に倒れたのは……シロバクだった シロバクはイスズの額に拳を振りかざしたが イスズは身長差を考え 当てやすいシロバクの腹に 拳を食い込ませたのだ 教室には クロバクが机にのまれ倒れている姿と シロバクがイスズの側で 倒れている光景が広がっていた コツ… コツ… コツ… イスズは静かに教室のドアへと歩きだした