「好きだ。付き合ってくれ。」


「嘘…」


保健室、アルコールの匂いがするなか、啓大が私に言った。


このときの私の気持ちを表すなら…


冗談でしょ。


「嘘じゃねーよ。ずっと好きだった。」


こんなこと、絶対に夢だよ。


だって啓大は…。