そしてあっとゆうまに月は8月になった。


蝉の鳴き声がするなか、シャーペンを片手に持って課題を終わらせていく。


…はずなんだけど、なかなか進まない手。


普通なら字を書くおとがするはず。


だけど、聞こえるのは蝉の鳴き声のみ。


「あー!おわらなーい!」


シャーペンを放り投げて、ベッドの上にダイブ。


しばらくするとモアモアしてきて、汗が大量にではじめた。


「暑い!」