卒業ラブ




「う!?…な、何すんのよ!」


「どこ行くんだよ。」


腕を掴まれたせいで追いかけられかった。


本当に間が悪い。


「どこでも良いじゃん!離して!」


「どこ行くんだよ!」


こう言うときに限ってしつこいんだから!


「いいから!邪魔しないで!」


啓大の手を振り払って、体育館裏に行ったときには、もう手遅れ。


達也の前で泣いている花音がいた。


告白の瞬間見逃したー!


「なんだよ。」


後ろについてきた啓大を睨み付ける。


「これ、何してんだ?」


「告白。」


「は!?マジで!?」


「いいから黙って。」