アナウンスの後に、花音と啓大は入場門に行く。


達也は私とお留守番。


「里美、こっち来なよー。」


達也と話していたら、夢ちゃんによばれた。


なんとなくよばれた理由は分かる。


夢ちゃんの後ろには、大勢の女子。


え、あれクラスの人以外もいる!?


「ごめん、達也私向こういくね。」


「オッケー。じゃあ俺も男子の和に入りますかー。」


気は乗らないけど、行きますか。