「全然いいよ!来て来て!」 一人より二人! 苦行をするのに、人数が多いことにこしたことはない! 「でも、場所大丈夫?」 花音が恵を見ていった。 そうだ。恵は違う地域から来てるから、ちょっと遠い。 「大丈夫!帰りはお母さんに迎えに来てもらうから。 それに…。私も足早くなりたいから…。」 「了解。じゃあ、八住小学校の隣の公園に集合ね!」 こうして、私の特訓が幕を開けた。