卒業ラブ



「私で…」


「飯田、俺のこと好きだろ?」


今度は啓大が私の腕を掴んだ。


「好きじゃない。好きだった。


私は今、片野くんが…」


「あの時の俺はまだまだ子供だった。


でも、本当は飯田が好きだ。」


「先輩、好きです。」


なに、この状況。


好きな人と、私を振った人が私を取り合うなんて…


夢みたいな話。


こんなの少女漫画でしかみたこと…


…あ、もしかして