卒業ラブ



出てきた片野くんは、啓太を見て背筋を伸ばした。


「あの、片野…」


「ちょっと二人とも来て。」


私が言おうとしたことを遮って、啓大は言った。


私は片野くんの方を見た。


何故か片野くんの顔は強ばっていた。