卒業ラブ



「飯田。」


「なに、今ちょっとお取り込み…啓大?」


誰かに呼ばれて不機嫌そのものの顔で振り向くと、そこには啓大がいた。


「どうしたの?」


「修平が来たら。」


今日の啓大は何かおかしい。


私に話しかけてきたし、私と目を合わせて話すし…


「本当に先輩だ!


…って、啓大さん!」