卒業ラブ



「って、あんたなんでここにいんのよ!」


啓大は確か男子と一緒に上へ上へと登っていったはず。


「つかれたから休んでた。」


「へー。そのわりには足取り軽そうだけど?」


「だから休んでたから。」


なにはどうあれ、啓大と一緒に登れるのが少し嬉しかった。


啓大が私のこと待ってたらもっと…。


ってあり得ないあり得ない。


「あれ?花音は?」


「上崎なら元気に登っていったぞ。」