最悪だ…


「何、どうしたのあれ。」


「分かんない。


私が出ていったときは普通だったよ。


恵、何かしってる?」


「いや、分かんない。」


放課後、明らかにおかしい私を見て、ひそひそ話す3人。


普段なら突っ込むところ、今はそんな元気ない。


だって…初壁ドンを奪われたんだよ!?


見知らぬ年下の野郎に!


せめて…せめて同じ学年なら!