卒業ラブ



「じゃじゃーん!」


家に帰って紙袋の中を全て出す。


一樹は呆然とその全てを見つめる。


「これ…どうしたんだよ…」


「心配しなくても、一樹のもあるから!」


小学5年生にして母のキテレツな行動を目の当たりにした一樹。


たった3着しか渡されなかった服を嬉しそうに眺める。


「って、そうじゃなくて!」


「はーい、全部着てみてねー!」


お母さんに言われて全て服を着る。


着ているうちにだんだんと楽しくなってきた。