そう言って押し返そうとしたけど、その前に試着室に入れられた。 「着るまで出さない。」 こういうときに限って試着室はカーテンじゃなくドア。 店長の粋なはからい? 全然粋なんかじゃない! しょうがないので、服を脱いでお母さんに渡された服を着る。 「着たよ…」 思った通り似合いませんがね。 試着室のドアを開けて、お母さんに見せると目を大きくさせていた。