卒業ラブ



手をぎゅっと握って、恥ずかしさを堪えているみたい。


私は大きく息を吸って、次の言葉を言う準備をする。


「ごめんなさい。私、好きな人がいるから。」


「知ってる。」


返ってきたのは意外な答えで、私は戸惑う。


「恋に障害は付き物でしょ?


俺もその方が燃え上がるし。


絶対に惚れさせる。」


いろいろついていけない。


どういうこと?