津田くんはまだ来てないのか…


そう思うと、少しほっとした。


「飯田さん。」


と感じたのも束の間。


津田くんに呼ばれて、「はい!」と返事をする。


「来てくれてありがとう。それで…」


顔がかなり赤かった。


つられて私も赤くなる。


「この前の事なんだけど…」


「うん…」


「俺と…付き合ってくれませんか?」