「いってらっしゃーい!」


昼休憩、花音に見送られて教室をでた。


私の心臓はずっとドキドキしっぱなし。


もう爆発しそうなくらい。


下駄箱についた。


そこには誰もいない。


はーっとため息をついて、少し気分を落ち着ける。