「花音に突撃インタビュー!」


「いぇーい!」


「わーい…」


部屋に私の大きな拍手が響く。


おもちゃのマイクを持った実里が、いつもと違うテンションで花音に歩み寄る。


花音は、いつもよりかなりテンション低め。


それもそのはず。


今は午前2時。


子供なら当然夢の世界にいるはずの時間。