卒業ラブ



心が少しだけ軽くなった。


啓大は恵を心配していた訳じゃなく、クラスの心配をしてたんだ。


なんだか安心した。


そう思った私は最低な人間だ。


「ところで啓大。なんで恵と話してたの?」


花音が私の肩に顔をのせて啓大に聞いた。


私が聞きたかったことだ。


にしても、肩が重い…


「お前らが出ていった後、赤谷が心配して聞いてきた。」


「へー、恵が心配ね…」