「ぼうっとしてんじゃねーよ。」 「ご、ごめん!」 啓大に呼ばれて、私は急いで近くに行く。 隣にいたはずの花音は、もう達也の側にいた。 なんと素早い。 「啓大くん、私もう行くね。」 啓大くん? いつから名前で呼ぶようになったの。 いやだ…モヤモヤが濃くなっていく。