それにしても… 「相変わらずうるさいね。花音は」 「そうかな?これが私だよ!」 何をそんなに威張ることがあるんだ。 胸を張ってどや顔をする花音。 「そんなことより、達也と同じクラスでよかったね!」 花音の好きな人、松野 達也は小学校の頃から人気者。 まあかっこよかったし、優しかったし? 好きになるのは当然。 「う、うん…」 恥ずかしそうに顔を赤らめる花音は最高に可愛い。 でも、見た感じ二人は両想いだと思うけどなー。