それからはまた、 放課後の練習を再開して必死に練習した。 大学受験の事なんて忘れて、 ただただピアノの練習をし続けた。 君のおかげだよ。 君の一言が、あたしを救ってくれたんだよ。 「ありがとう」 その一言を君に伝えたい。 その一言を伝えて、卒業したい。