「ねぇ?美晴ちゃん?」
「はい?」
カフェのテラス席に腰掛けた私達はパスタとコーヒーを注文し一息ついていた。
「間違っていたら失礼だけど、親についてさ、トラウマとかあったりする?」
「?!」
『ガタッ』
思わず、立ち上がってしまい、周りの視線が一気にに集まる。恥ずかしくなって座り直すと周りのお客さんもまた食事を始めた。
「どうして知っているんですか!」
「なんか、俺ら似てるなって言ったじゃん」
私の問いかけに、星也さんは爽やかな、えがおを崩さず言葉を続けた。
「俺もなんだ・・・親にトラウマをもっているの」
「へ?」
「その前に美晴ちゃんの話、聞かせて?」
「あ、はい・・・」
私は、コインロッカーに捨てられたこと、
今は違う家の人に貰われて幸せなこと、で
もコインロッカーをみれば失神してしまうことも話した。
「ありがとう、話してくれて」
「はい・・・」
自分でも、ここまではなすと思わなくてびっくりしていた。
やっぱり、星也さんには何かあるのかな・・・
「あ、遅れたけど俺は山崎星也、19歳
一応大学生」
星也さんは握手を求めるように手を差し出した。
「えーと!永山美晴、17歳高校3年です!」
私は、星也さんの温かくて大きな手と握手をした。
「じゃあ、俺のことも話さなきゃね」
そういって星也さんはゆっくりと話し始めた。
「はい?」
カフェのテラス席に腰掛けた私達はパスタとコーヒーを注文し一息ついていた。
「間違っていたら失礼だけど、親についてさ、トラウマとかあったりする?」
「?!」
『ガタッ』
思わず、立ち上がってしまい、周りの視線が一気にに集まる。恥ずかしくなって座り直すと周りのお客さんもまた食事を始めた。
「どうして知っているんですか!」
「なんか、俺ら似てるなって言ったじゃん」
私の問いかけに、星也さんは爽やかな、えがおを崩さず言葉を続けた。
「俺もなんだ・・・親にトラウマをもっているの」
「へ?」
「その前に美晴ちゃんの話、聞かせて?」
「あ、はい・・・」
私は、コインロッカーに捨てられたこと、
今は違う家の人に貰われて幸せなこと、で
もコインロッカーをみれば失神してしまうことも話した。
「ありがとう、話してくれて」
「はい・・・」
自分でも、ここまではなすと思わなくてびっくりしていた。
やっぱり、星也さんには何かあるのかな・・・
「あ、遅れたけど俺は山崎星也、19歳
一応大学生」
星也さんは握手を求めるように手を差し出した。
「えーと!永山美晴、17歳高校3年です!」
私は、星也さんの温かくて大きな手と握手をした。
「じゃあ、俺のことも話さなきゃね」
そういって星也さんはゆっくりと話し始めた。

