MIRROR

学校が終わり、課題を終わらせるとパソコンを起動させた。
そして、チャットルームに入室する。

美晴>>あの‼星也さん！
星也>>何？
案外返信は速かった。

美晴>>先日は変なこと言ってごめんなさい！本当の事話します。私は、星也さんに似すぎて嫌な自分を思い出して泣いてしまったんです！
星也>>?
美晴>>星也さんが強がって笑うところが
自分にそっくりで‼ごめんなさい！
星也>>どうしてそう思うの？
美晴>>なんというか･･･笑顔に影があって
愛されないことを怖がっているという感じがしたから････
星也>>www
美晴>>へ？
星也>>やっぱり、美晴ちゃんは面白いね！
美晴>>酷いです！
星也>>ゴメン、ゴメン。で、話は変わるけど、最後に言った、俺の話で、ドキドキしたり、落ち込んだリってどういう意味？
美晴>>へ？

またも、パソコンの前で硬直する。
告白なんて、今の私じゃ出来るわけない！

美晴>>内緒です！
星也>>ふぅん･･･じゃあ、またいつか会わない？あんまり、話せなかったから。

うーん･･･確かに前回話せなかったのは私のせいだし、何より会いたいという気持ちが一番にあった。

美晴>>わかりました！15日はどうですか？
星也>>オッケー！
美晴>>じゃあ、お風呂なんで落ちますね！
星也>>バイバイ！


やった！また星也さんに会えるんだ！

不安な感じと、会いたい！という気持ちがいりまじって押し潰されそうな感情、これが恋ならば今すぐにも効く薬が欲しい、そう思うのは私がワガママなだけなのかな？