溺愛☆ナイト様


「レナ様!!」

ドアが勢いよく開き、護衛兵の長、カルガンが入ってきた。

「大丈夫ですか?!お怪我は?!」


「大丈夫だよ。…この人だよね、昨日の危険人物って…」


「はい。……姫様、こいつが昨日の報告に上がっていた刺客です」

やっぱり、そうだったんだ。


刺客とは、暗殺を主とする仕事をする者のこと。


「カルガン…。このミルクも調べて。多分、毒あたりが入ってると思う」

毒殺をするつもりが、毒を疑われたから刺殺に変更したんだ。