だけど… 王室の中で渦巻く炎は、あたしが思っていたよりもヒドイものだった。 「お父様ーっ!どこにいるのですか!!」 「レ……ナ」 わずかに聞こえたお父様の声。 振り向くと炎の中で倒れているお父様がいた。 「お父様!!」 すぐに走って近寄り、お父様を抱き起こす。 すると、手がヌルっとした。 これは…血…? 「はやく……逃げな…さい。私は…もう…ダメだ」 嫌…嫌だ…。 またあたしは家族を失うの?? 大切な人を…。