溺愛☆ナイト様


「ハッハッハ!!二人とも仲が良さそうじゃないか。良かったよ」

「お、お父様」

気づけばお父様がこっちに向かって歩いてきていた。


「大丈夫そうだね、ハルト君も」

「はい。護衛なんでちゃんと守りますよ」

「うむ。では、準備ができたら王室へ来なさい、レナ」


そう言って、元きた道を戻っていった。

「さ、あたし達も準備しましょう」


ドレスには着替えたけど、髪はまだ整えていないし。

この護衛の服も何とかしなきゃ。


「ハルト、あなたも着替えなさい」

「えっ…。それって強制ですか?」

「えぇ。そんな服じゃパーティーには出られないから」


あたし達も自分の部屋へ戻る。