そっとハルトの方を見ると…。 「へぇー。そんなにお仕置きしてもらいたいですか、レナ様。ご要望通りキスしましょうか?ん?」 顔が笑っているけど、笑ってない…。 それに、なんか近づいてきてるし…。 思わず後ずさりしてしまう。 「ハルトって、変態だったのね」 「男はみんな変態ですよ?それとも、俺が変態なんて意外でしたか?」 背中に壁がひんやりと当たる…。 ハルトがスッと手を出した瞬間、 「論外よ!!」 バキッ… な、殴ってしまった…。