溺愛☆ナイト様


とりあえず、自分の部屋に着いたんだけど…。


空気が尋常じゃないくらい重い…。

さっきの移動中も一切無言だったし。

何を話せばいいんだろう…?


「姫さん」

急に話しかけられて、ついビクッと体が跳ね上がる。

「な、何?」

「…俺、ちょっと外に出てきます」

「わ、分かった」


こんな会話でもカチコチ語になってしまうあたしって…。

なんか、自分に呆れてくる。


「あれ?」

そういえば、名前ってなんていうんだろう?

年齢とかも全然知らなかった…!

そういうことを話題にして、話せばよかったなーなんて、今さら後悔してる。


今追いかければ、まだ城の中にいるはず…。


「よし!!」