すると、お父様も男の人も目が点になってしまった。
数秒後…
「ハッハッハ!!」
二人に大笑いされました。
えっ、何?
どういうこと?!
隣にいるカルガンに助けを求めたけど、カルガンもかなり困惑している。
「ハハッ。すまないね。そういう意味ではないんだ。
この者はハルトといってね。今日からお前の護衛になる者だよ」
……?
護衛??
ってエェェェェェェェェ?!
「待ってください、お父様!!護衛などあたしにはいりません。今日だって、刺客に狙われましたが大丈夫でしたし」
まず、この人と四六時中一緒にいるなんて、絶対にムリ。
でも、お父様は深くため息をついて、真剣な眼差しになった。
「…レナ。分かっているだろう、お前の立場を。今までお前を城の外に出したことは一度もなかったが、それからはこの国の王女として、そういうわけにもいかない。」
分かってる。
あたしには兄弟がいないのだから、あたしの夫になる者がこの国の王となる。
そして、のちにあたしは王妃として、他の国を訪問しなければならないんだ。
「男が苦手なのは分かっているが、それも直さなければならないんだ。だから、このハルト君に護衛をしてもらい、お前を男に慣れされようと思ったんだ。…分かってくれるね?」


