ビターな僕の甘いレディ




立ちつくすオレとひなの。



何も言わないオレに、心配そうな顔をしたひなのが



「……夏生…?」



と声を掛けてきた。


その声にハッとして



「……あ、ごめん。」


って顔を上げた時、急に空が光った。



そして次の瞬間―…




…ドド――ン




「ギャ―――――!!!!」




雷が鳴った途端に、山にこだましたひなのの悲鳴。