「夏生ーその人誰ー?」 歩き始めてから、いろんな女の子に聞かれた言葉。 そして、今もまた聞かれてしまった。 「えっと…勇雅の兄貴の友達。」 「本当に?年上の新しい彼女とかなんじゃないの?」 ちなみにこんなに疑われてるのは、この子もオレの彼女だから。 「本当だって!ね、璃央?」 「うん。今はまだ友達。」 ―――…『まだ』? 璃央に助けを求めたオレがバカだったのかもしれないけど… 『まだ』って…… 璃央も結構その気なのか?