「あ、その子の写メみたい?」 勇雅が横目でオレを見ながら聞く。 「え、見たい!!写メまで送るとか勇ちゃんナイスじゃん!」 そう言って、勇雅から携帯を受け取って画面を覗き込んだ。 ……………えぇ? 写メを見た途端、心臓が止まりそうになった。 だって、写メの女の子は―… ひなのにそっくりな女の子だったから。