2人が帰って行った後、俺は改めて颯に問い直した。 「颯、今からどこに行く?」 「もちろん、屯所に戻って副長に知らせましょう!!」 「…うん!それでこそ颯だ!」 冷静沈着とは言えない一面を見せた颯だけど、普段はとても賢いんだから、もう少し落ち着いてほしいな。 そう思いながら、俺たちは再び屯所に戻った。