「目を覚ましたみたいだね?お嬢さん。」 忘れるはずもない、憎き敵の声。 まぁ、なんとなく予感はついてた。 嫌な気はしていたんだ、うん、まぁ。 「…こんなことする奴は、あんたしかいないと思ってたよ、桂さん。」