「君はきっとやってくれると信じていた!本当にありがとう!」

腕を両手で握られ、上下に激しく振られた。

うん。これ、やっぱり断るのは得策ではなかったらしい。……よかった。

ちなみに近藤さんは満面の笑みだ。

「うあぁあぁあぁ″……!こんど、さん!腕!う、でっ!とれるっ…!」

「はっ!すっ、すまない!ひかりさんはトシや総司と勝手が違うんだった!女性だから、か弱いんだったな!」

「…いや、近藤さん、男だからって耐えられるとは限らねぇぞ?あれ、結構痛いぜ」

「僕は全然余裕ですけどね。土方さんはか弱いみたいですけど♪」

「総司、お前は俺に喧嘩売ってるのか…?怒」

「まさか。土方さん相手にそんな事する訳ないじゃないですか。その堅い頭、少しは使って考えて下さいよ。」

間違いなく喧嘩売ってると思うのはあたしだけではないはず。

「総司ぃ……!!」

「あははっ!土方さんが怒ってるー♪」

貴方は小学生ですか。