「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、私は汚い醜い人間だからっ...」






もしも、面と向かってそう言う事ができたなら。




“始まり”の時点で、言えていれば。






こんなにも罪悪感に苛まれることはなかったのだろうか。苦しくなることはなかったのだろうか。




苦しい。


苦しい。


苦しい。




今にも不安と罪悪感と虚無感に押しつぶされそうで、声を出して泣いてしまいたい。




私はずっと利用していた。そして、私はおもちゃにされていることに気づいていた。





それを利用して、あなたを縛ったのは私の







“罪”






私は醜くて最低な人間。






それをまだ言えません。




許してください。