好きな人の好きな人は、私の…。

「……何で?」

「……和真、前
切られそうになったでしょ?
あ、覚えてないか。
由弥ねぇ、背中に
傷ない?」

「……あるよ?
なん……」

「由弥ねぇが
和真を庇ったのを
私がしたって
和真に嘘ついたの」

紗邪佳が、ニヤリと
不適に笑った。